千代の富士死去に思う

千代の富士関が膵臓癌の為亡くなりました。

31回優勝をし、相撲取りで初めて国民栄誉賞を貰った
大横綱だったのは誰しも認めることでしょう。

私はそれほど相撲に詳しいわけでもないですが、
千代の富士にだけは色々と思い出があります。

小学生のころ相撲に興味をもったのが千代の富士でしたし、
伝説の北の湖との優勝決定戦を相撲は
友達の家で歓声をあげながら観ていました。

「キン肉マン」では「ウルフマン」のモデルになり、
キン肉マン消しゴムで相撲をとらせていたことも懐かしい思い出です。

また、私と同じ歳の貴乃花に千代の富士が負けた一戦は、
大学の授業が終わって急いで下宿に帰りテレビにかじりつき、
負けた瞬間に一人で声をあげたことも鮮明に覚えています。

また、引退発表のインタビューでの絞り出した一言
「体力の限界」は
限界まで戦った男の散り際はかくあるべきと感じ、今でも耳に残っています。

私の理想とするファイターだった千代の富士の若すぎる死去は、
本当に驚きと悲しみで一杯です。

鬼籍に入っても鬼相手に気迫の相撲をしてもらいたいと思います。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。