2024年の人口動態によると日本人の子どもの数は前年比5.7%減の
68万6061人で1899年以降初めて70万人を切ったそうです。
合計特殊出生率は1.15で、前年1.20より減りました。
この減り方は15年予想より早い減り方です。
ちなみに死亡数は160万5298人で、自然減は91万9237人で過去最高となりました。
人口が減ることにより、生産年齢人口も減り、医療や介護などのサービス業で人で不足が深刻になります。
それと一緒に大変なのは、働く世代がいなくなれば社会保障が維持できなくなるという不安です。
保険料が増えて、可処分所得が減っていく、マイナスのスパイラルになります。
我々、第二次ベビーブーム世代が年金を貰うことになりますと、人数が多い分、支える生産年齢層が厚くなければ、
どんどん可処分所得が少なくなります。
これに我々世代は就職氷河期世代に含まれるので、もともと正社員としての給料が少ないので大変です。
少子化に対する特効薬はなく、
10年前に比べて国、行政の子育て支援は厚くなりましたが、
それが子どもを持とうというインセンティブに直接つながっていないのが問題です。
結婚しない若者が多く、最近はマッチングアプリを使って付き合ったり結婚する機会が多いので、
そちらの支援も国、行政ももっと力を入れて行っても良いと思います。
また、子育ては楽しいんだとアピールがあってももっとあっても良いと思います。
行政や社会に対する問題提起としての大変な子育てを特集しても良いですが、
私のように3人子供ができても、楽しく何とかなるというアピールを
国を挙げてアピールしてほしいものですね!!
子育ては実際、大変なこともありますが、それ以上に楽しいことが多いものですよ!!