慶応議連での浅野教授「地方創生」について

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遅くなりましたが、慶応義塾全国議員連盟
平成27年7月6日 講師 浅野史郎教授
地方創生」の講義をまとめてみました。
[>]?安倍政権の内政面での重要課題
人口減少問題の克服
・人口減少の歯止め
・東京一極集中の解消
成長戦略
「何故今か?」→アベノミクスの地方からの不満
地方地域を元気にすること。人口流出から人口増加へ。
[>]?地域振興が重要  目標は居住条件の確立!
☆ただ、一番の危機感は国ではなく、消滅可能性自治体
例えば、竹下内閣の「ふるさと創生事業」 1億円を3200市町村へ →失敗ばかり
[>]?順番を間違うな!企画が先に
自治体側→地域発の取り組みを重視せよ!どの地域単位かは地域に任せよ
<浅野先生の考え>
・生活の豊かさが重要か?
・人口減は悪ではない・・・民主主義の
どうするか? →魅了ある新しいふるさとづくり
ex.高知県大豊町 都会からの移住 女子が山師へ /猪、鹿肉を出す宿を開設
あるもの →バイオマス発電 有機農業
条件は 仕事、医療、介護、保育の充実!
[>]?ないもの探しからあるもの探
ex. 鹿児島県鹿屋市 集落 「やねだん」 放棄地をサツマイモにして焼酎、空き家を芸術家へ
○成果→ 何年か振りに子供、村民全体に1万円ボーナス、村営塾に補助金
ex. 隠岐島島根県海士町 島を守るためにもともとあったものをブランド化
*人口2300人は民主主義として理想的な小ささ
住民同士の徹底的な議論による自己決定が!!
→民主主義の理想の形が
地方は地方で知恵を出して、
あるものを生かして地方創生を進めていくべきです!
ただ、人口減少には我孫子市は立ち向かって、
柔軟な発想で魅力ある街をつくっていきたいですね!